AB!のオチ

タイトルから予測される予想通りの最終回だったし、天使ちゃんが好きとも嫌いとも返事せず消滅するあれ以外の落とし所もあんまし思いつかないから良いんだけど、おれなんかが想像もつかないような展開を期待してただけにやっぱりなんか物足りないよね。もうちょっとだけ音無くんがイケメンキープして無理くた納得する展開でもよかったはず。エンディングで一人だけ消えず、Cパートで「よう、遅かったじゃないか」ENDとかベタだけど綺麗だったんじゃないの。

  • 天使ちゃんの心残りって凄く違和感がある。他の人のは「普通なら出来るけど普通じゃないから出来なかったこと」だけど、天使ちゃんの「心臓提供してくれた人にお礼を言う」なんてのは「普通でも出来ないから当然出来なかったこと」じゃん。死後の世界とか霊界とかともかく死人とコンタクトできると分かっている事が前提での願望であって、それが理由で成仏できないとか言い出されるとちょっと困る。普通は死んだ人と会話なんか出来ない(普通は出来ない事を正しく出来ない事と認識してるハルヒの方がまだ常識を持ってるといえなくもない)。霊前で手を合わせるぐらいならまぁ普通に出来るけど、でもそれって探偵ナイトスクープレベルで解決できる問題なわけだしやっぱり自分の人生に納得できないとか成仏できないだなんて大事にはなりえないと思うんだけどなぁ。直井くんとかユイにゃんとかゆりっぺの心残りに比べたら余りに矮小と言わざるを得ない。
  • 天使ちゃんがエンジェルプレイヤーで夜な夜なシコシコとプログラム書いてたことの説明、何がきっかけでその立場になって誰から教えられてガードスキル使えるようになって、そもそもなんでガードスキルが必要になったのかとか、あさはかさんを超える身体能力の秘密とかって説明されてたのかしら。野球の回を見てると、マトリックスみたいにイマジネーションがそのまま能力になるみたいな単純な話じゃなさそうだし、かといって校舎の二階からゆりっぺ平気で飛び降りるし(現実とおなじ物理法則とか痛覚再現されてるなら、足の一本や二本折れててもいいはず)、その辺りの解説完全版はXRATEDを待つとしよう。
  • 最後みんな自分の意思で成仏してくなかで、おれがあの場にいたら消えたいと思ってるのになぜか消えられず一人でどうしようどうしようとテンパるだろうなぁとか思った。